持ち家の場合、固定資産税などをきちんと支払っていれば死ぬまで住むことができます。しかし、持ち家ではなく貸家に住んでいる人は、歳を取ってきたら住み替えを検討した方がいいかもしれません。特に二階建ての古い住宅に住んでいる人は検討した方がいいでしょう。と言うのも、住宅の劣化も危険ですが、バリアフリーになっていない住宅に住み続けている身体的に危険がともなうからです。

バリアフリーにリフォームするか、平屋住宅にリフォームするなど、工夫することが大切です。賃貸の場合、大家さんに断りもなくリフォームはできません。そこで、高齢者向けの専門住宅に住み替えることも念頭に置いておくといいでしょう。実際に、高齢者向けの専門住宅はとても注目されており、本人ではなく、子どもたちがこういった住まいに移るよう手配してくれることもあります。

まず、高齢者向けの専門住宅について調べることが大事です。インターネットを使ったり、周囲の身近な人たちに相談したりして情報を収集します。こういった住宅は高齢でも住みやすいように、バリアフリーになっているのがほとんどです。段差がなく、廊下の移動なども手すりがついているなど、工夫されています。

これなら高齢になり、足腰が弱くなっても快適に過ごすことができるはずです。また、車椅子生活になっても快適に過ごせるように、廊下や玄関、浴室などの出入り口が広く造られていることもあります。モデルルームを見学してみるのもいいかもしれません。