マンション内近居のメリット・デメリット

近居とは、同居や二世帯住宅とは異なり同じ敷地内に住むのではなく、片道15分未満に親世帯と子世帯が住むことをいいます。そんな近居の一つの形として増えているのが、マンション内近居になります。同じマンションまたは同一敷地内の別棟に住むという方法です。親世帯と子世帯だけではなく、兄弟・姉妹で近くに住むというケースもあります。

マンション内で近居するメリットとしては、日常生活で助け合えるということが挙げられます。急な用事で子供を預けたり、買い物を頼むの日常的な助け合いが行えます。万が一病気や怪我をしてもすぐに対処することができ、看病などもしやすくなります。親世代のメリットとしては、近くで孫の成長を見守れるます。

子世帯が外出する必要があるという時でも、子供だけで留守番させるということを避けられるため安心です。同じマンションに住んでいるということは天気が悪い日でも気軽に行き来しながらも、別の部屋・別の階に住むことでプライバシーを守りながら暮らせます。ただし、デメリットもあるため注意が必要です。気軽に交流できるからこそ過干渉や依存に繋がってしまうこともあります。

それを避けるためにも、近居する前にルールを決めておくなどしておくことが良いとされています。親が介護になったときには、兄弟間で問題が出てくる可能性もあります。トラブルを避けるためにも、兄弟間でじっくり話し合って事前に計画しておくことが大切です。

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